換気扇をつけっぱなしにすると電気代はいくら?トイレと浴室で計算

家電・暮らし

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冬の結露を減らすには、換気で水分を外に出すのが基本です。
では、換気扇をつけっぱなしにすると、電気代はいくらかかるのでしょうか。

こんにちは。りけいパパ(理系博士)です。
9歳と5歳の娘を育てながら、共働きで暮らしています。

この記事は、わが家の電気代を測った記事ではありません。北海道立総合研究機構の資料に載っている数字を、1か月あたりに計算し直したものです。

結論から言うと、こうなります。

  • 資料の数字では、トイレの換気扇(強)は1日あたり4.7〜8.5円、浴室の換気扇は4.7〜5.7円
  • 資料が4人以上の住戸に勧める「トイレの換気扇“強”+浴室の換気扇を常時運転」は、1か月で約282〜426円(この記事の計算)
  • ただし、換気扇の機種と電気料金の単価で変わります。自分の家の式も、下に載せています

資料の数字:換気扇の消費電力と電気代

北海道立総合研究機構(建築研究本部)の資料「応急仮設住宅での暮らしを快適にするために NO.4 室内の窓のあたりの結露を減らすには」には、換気扇の消費電力と電気代の表があります(電気代は27円/kWhで計算、と注記されています)。

換気扇 消費電力 電気代(1日)
トイレ“弱” 3.5〜5.8W 2.3〜3.8円
トイレ“強” 7.2〜13W 4.7〜8.5円
浴室 7.2〜8.8W 4.7〜5.7円

同じ資料に、運転の目安も書かれています。

  • 「4人以上が住む住戸では、トイレの換気扇“強”+浴室の換気扇を常時運転してください。」(資料の注:入浴の際は一時的に停止してもよい)
  • 「人数の少ない住戸では、室内の相対湿度が50%以上のときは、下がるまでトイレの換気扇を“弱”から“強”にしてください。それでも下がらなければ、浴室の換気扇も運転してください。」
  • 台所の換気扇は「煮炊きをするときには運転します。」

1か月あたりに計算する(この記事の計算)

資料の1日あたりの数字に、30日をかけます。

トイレ“強”

  • 低い方:4.7円 × 30日 = 141円
  • 高い方:8.5円 × 30日 = 255円

浴室

  • 低い方:4.7円 × 30日 = 141円
  • 高い方:5.7円 × 30日 = 171円

4人以上の住戸に勧められている運転(トイレ“強”+浴室)

  • 低い方:141円 + 141円 = 282円
  • 高い方:255円 + 171円 = 426円

つまり、資料の数字では、1か月で約282〜426円です。

資料の数字は、合っている?(確かめ算)

資料の1日あたりの電気代は、消費電力から次の式で求められます。

  • 消費電力(W)÷ 1,000 × 24時間 × 電気料金の単価(円/kWh)

たとえば、浴室の高い方(8.8W)で確かめます。

  • 8.8W ÷ 1,000 × 24時間 = 0.2112kWh
  • 0.2112kWh × 27円/kWh = 約5.70円

資料の「5.7円/日」と一致しました。トイレ“強”の低い方(7.2W)も、7.2 ÷ 1,000 × 24 × 27 = 約4.67円で、資料の「4.7円」と合っています。

自分の家で計算するには

1. 換気扇の消費電力(W)を調べます(取扱説明書か、本体のラベル)
2. 電気料金の単価(円/kWh)を、検針票で確かめます
3. 式に入れます:消費電力(W)÷ 1,000 × 24 × 単価 × 30日

注意:この数字をそのまま当てはめない

  • この資料は、応急仮設住宅の暮らし向けのものです。ふつうの住宅の換気扇が、同じ消費電力とは限りません
  • 電気代は、資料の計算に使った27円/kWhで求めた数字です。今の自分の家の単価とは違うかもしれません
  • 24時間換気の設備が付いている家では、そちらの扱いが別にあります。この記事では確かめていません

よくある疑問

Q. 換気扇をつけっぱなしにして、結露は減る?

資料には、「結露を減らすためには、換気をして水分を排出します。」と書かれています。どのくらい減るかは、この記事では確かめていません。結露の仕組みと減らし方は、別の記事にまとめています。

Q. 窓を開けて換気するのと、どちらが電気代が安い?

この記事では比べていません。冬は、窓を開けると部屋の温度が下がり、暖房の電気代にも影響します。比べる数字を、公式の資料では見つけられていません。

まとめ:資料の数字では、トイレ+浴室の換気扇で1か月 約282〜426円

北海道立総合研究機構の資料の数字を、1か月あたりに計算し直すと、4人以上の住戸に勧められている運転(トイレの換気扇“強”+浴室の換気扇)で、約282〜426円でした。

自分の家で確かめるときは、「消費電力(W)÷ 1,000 × 24 × 電気料金の単価 × 30日」で計算できます。

感覚で買わない。データで暮らしを選ぶ。

自分の家の消費電力を測る道具:ワットモニター

資料の数字は、応急仮設住宅の換気扇のものです。自分の家の機器の消費電力は、本体のラベルや取扱説明書のほかに、ワットモニター(消費電力計)で測る方法があります。

わが家は、サンワサプライのワットモニター TAP-TST8N を使っています。販売ページ(2026年11月1日に確認)の表記では、消費電力(W)・積算電力量(kWh)・積算時間(Hour)・積算電力料金(円)・CO2排出量(kg)の5つのデータが測れる、とあります。1個口・2ピンの差し込み式なので、コンセントにつないで使う機器向けです。コンセントにつながっていない機器は、この方法では測れません。

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参考

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